職員同士の連携がうまくできていない点は、介護職に多い悩みの一つです。
施設に多くの職員が働いていても、連携が取れていないと業務が円滑に進まない、仕事の二度手間になるなどの問題が生まれます。
これらの問題を防ぐために、連携がうまくいかないという悩みの解決を目指すことが大切です。
連携の解決を目指すために特に大切なポイントとなるのが、職員同士のコミュニケーションの場を増やすことです。
コミュニケーションがとれていないと、お互いの仕事状況が把握できずに、無駄な仕事が増える可能性があります。
ここでポイントとなるのが、個人間でコミュニケーションをとるだけではなく、チームで会話ができる機会を作っていくことです。
介護職でチームによるミーティングは、月に1回もしくは週に1回のみというケースも見られます。
介護職が良い仕事をするためには、チームケアが欠かせません。
連携をしやすくするために、1日に5分でもいいのでチームでミーティングの時間を作りましょう。
毎日コミュニケーションができる場を作るだけで、連携の悩みを解決できる可能性があります。
また仕事の二度手間などを防ぐために、チェックシートを作成するのも1つの手です。
清掃や設備の確認など、1つの業務が完了していることを示すチェックシートを作成することで、職員同士が完了している仕事を把握して、仕事の二度手間を防ぐことにつながります。
連携の悩みの解決方法は1つではないので、個々の状況に合わせた対処法を見つけましょう。